12月

今年のリージェント・ストリートは
蜘蛛の巣状のイルミネーション
綺麗だとは思うけれど
いつにも増して
複雑な気持ちになる

2011年はこの先忘れることのない年に
なってしまった
2012年が希望につながる年になるように





10月中頃

イーストボーンに行ってきた。
一昨年、『Quadrophenia(さらば青春の光)』
を夜中にテレビで見ながら
ホワイトクリフを見に行きたい。
と思ったままはや2年。
ロンドンから南に1時間半。
季節外れの海辺の町は季節外れの暖かさで
嘘のような青空だった。





9月25日 収穫祭の驢馬。

パレードはギルドホールから St Mary le Bow 教会に。
この教会の鐘の音が聞こえる範囲で産まれた人が
本物のコックニーなんだそうだ。
驢馬も馬も犬もパーリー・キングズ&クイーンズも歩く
不思議な秋の日。





8月11日 -operationcupoftea-

イギリスも日本も戦場のような
今年の夏。

Keep Glam and Rock on Baby.





7月24日 

フラットピーチ。
こんな形なのに日本の桃に近い味。
もっと早く知っていれば。





7月1日 覚え書き

フランシス・アリスの映像の中で
リマの学生が語っていた言葉が
ずっと心に引っ掛かっていたのだが
福島第一原発事故以来
何度もそれが頭をよぎっては消えていった。

タルコフスキーのサクリファイスの
断片が頭の中を流れている。

外はまるで
何事も起こっていないかのような
緑。





When Faith Moves Mountains
(making of)
Francis Alÿs



4月10日

3月11日から人生観が350度くらい変わった。
ぐるっと回って、結果として方向や
大筋では変わらないけれど、
3.11以前とは世界がまるで違って見える。

この1ヶ月の間に何度も絶望的な気持ちに襲われた。
ただ安全だと繰り返すマスメディアや政府に
無力感がつのる。
現実がシュールリアルすぎて
もはやどこにも現実味がない。


この薄気味の悪い全体主義に流されてはいけない。
自分自身で、今何が起こっているか知り、
考え、判断しなければならない。
冷静と無関心を混同してはいけない。
鈍感であってはいけない。


2月18日 

ブルージュで
のんびり朝ごはん。





1月26日 曇り時々雨

あまりにも年末年始外に出なかったので
そろそろ社会復帰しなければと
意を決して冷たい霧雨の降る中
Museum of Everything という
いくら公式ウエブサイトを見ても
とらえどころがないというか
得体のしれないエキシビションに足を運んでみた。
剥製好きと
サーカス好きと
変なものを集めるのが好きな人は
行った方がいいように思う。
写真を撮るとDeathペナルティなんだそうなので
外側だけ。