12月11日 五里霧中。

わずか10mほど先は真っ白で
何も見えず
それより先には何もないのではないか
という考えが頭に浮かぶ。
あったはずの建物も道も。

端まで行って何もなくても
不思議には思わないだろう。

どんな景色だったかも思い出さない。
明るい闇。





9月

公園を抜けて続く長い長い列に
3時間並んで入ったのは、今年の
open house london の目玉(だったらしい)
バタシー・パワーステーション。
並んだ挙げ句に入った時には
既に疲労困憊していたのと
人がたくさんいすぎたのとで、
一刻も早く帰りたい気持ちに。

再開発の前に廃墟の形で見られる
最後の機会ということで
翌日は5時間待ちだったそうだ。
5時間は待てないな。

テート・モダンしかり
火力発電所はこうして再生される。

※ open house london:
基本的に普段あまり入れない建物に
誰でも入ることができる(はずの)
年に一度催される、建築好きには
たまらない週末イベント。






8月 ヘルシンキにて

マーケットで魚のスープ。
付け合わせのパンが
特筆するほどうまかった。

フェリーに乗って島に行って

現代美術館に行って

どの国に行っても必ず自然史博物館で
テンションがあがる。

ムーミン谷はお休みだった。










7月

フと見たら3月から近況が滞っていて
いかん、と思い
草間さん的なトマトをアップしてみる。
夏。
食べると意外と青臭かった。
懐かしい昔のトマトの味。

けれども本当のところ、2年前の3月から
ずっと気持ちは滞っている。
実際、あれから一日たりとも
心から晴れやかな気持ちになれない。
晴れない近況を書くのもな、という
気持ちもあるし、
そんなこととは一切関係のない
近況を書くという選択もあるけれど、
それでは書くことに一体何の意味があるのか。

そんな訳でついつい遠ざかってしまうのだが、
すこしずつ書いたり書かなかったり
していこうと思う。

とりあえずトマトから。





3月26日 氷柱

イギリス中、今年はまれに見る寒い3月で
今週末はイースター、夏時間も始まるというのに
見上げると頭上にツララ。





2月

長い長いアフタヌーンティ。





1月

年末から熱が出たので

考えなければ
見なければ
聞かなければ

穏やかな正月。

現実には今日も変わらずまた新たに
酷いことが起こっているにもかかわらず。

「不断の努力によって」
仕方がないので
諦めずに前向きに
そろそろ
進み始めよう。
新年ではあるし。


甥っ子姪っ子がくれた
ポルトガル土産の犬ちゃん。